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ethnic0229の平凡にしてカレーなる日々

奥芝商店(片倉)

2017/10/20 19:33 趣味

八王子駅からJR横浜線で一駅の片倉駅近辺に所用があった日、たまたま見かけたお店が今回の訪問先。スープカレーの名店「奥芝商店」の支店で、八王子では2店目に当たる店。なんだか趣のある店構えの店だなぁと思ってよく見たら、奥芝商店の支店だった。もっともらしく書き出してはみても、実はただの犬も歩けば棒に当たる的な展開でしかなかったりする。偶然にしては出来過ぎた話だが、本当に奥芝商店に八王子2号店が存在することは、実物を見るまで認識していなかったわけで。



(上の画像は開店前に撮影)


こうなれば、昼餉はここで取るしかない。でも、ここは基本的に物凄く混む店なのだ。少なくとも八王子における1号店にあたる「田代城店」はいつも半端なく混んでいる。1時間待ち2時間待ちはザラで、オンライン発券システムを採用することで、順番待ちをする客の便宜を辛うじて確保している。その辺り、この店はどうかということなのだが、所用の途中だったので、ネットでその辺に関して調べたりしている時間はなく、ぶっつけ本番で並んでみることにした。所用を済ませ、開店時刻の11時過ぎに再来店。すでに店内は満員状態で、5~6人の人達が店の外で入店待ちをしていた。



今回は、一旦店内に入って予約受付をしてもらうパターンだった。意外と客の回転は早く、10分ほど待ったところで入店が叶った。カウンターの席に通された。カウンターの向こうに小上がり席が見えているが、カウンターの後ろにもソファー席がある。先客が陣取っていたので、そちらにはカメラは向けなかった。



左端の席に腰を下ろした。まずは前菜が供される。これは、1号店(あくまでも八王子単位の話。本店は札幌にあるが、流儀は不知)と同じやり方だ。


なぜにスープカレーに前菜が必要なのかということだが、その理由は明白で、ズバリ時間稼ぎ。注文が入ってから頼んだ料理が出て来るまでにえらく時間がかかることがあるのだ。以下の画像をみれば明らか。気長に待っとくんなましということ。



件の前菜は、「イカとゆず」。弾力があり、サッパリとして普通に美味。ちなみに目の前に扇子が写り込んでいるが、自分のものではない。店が気を利かせて置いてくれていたのかもしれない。


メニューは以下のような感じである。


①ベースのスープとメイン


②トッピング



③辛さとライス


④ドリンクとテイクアウト


⑤月替わりのスペシャルカリー


⑥デザート



オーダーしたのは、「やわらかチキンと大地の恵み」(1,600円、税込・以下同じ)で、ベースとなるスープは「チキン」、辛さはレベル7の文月(50円)、ライスは大盛り(100円)。


 チキンに関しては、こんな大変な事情があるらしい。受け容れるしかないが。



ということで、まぁ20分くらい待てば出て来るかなと思い、のんびり構えたわけだが、これが待てど暮らせど出て来ない。実はそれほど時間があるわけではない。次の用件のために移動しなければいけない時間が刻々と迫って来つつあった。


30分ほどしたところで出て来た。



ご飯に絞ったレモンが汁に絡まり美味。素揚げされた野菜はナイスな食感。ガラムマサラとトリダシがベースの模様。レンコン、さつまいも、じゃがいも、フライドポテト、ニンジン、かぼちゃ、ブロッコリー、ピーマン、ナス、キャベツ、パクチー、チキンレッグ等々が入っている。食べる時間がメモ込みで10分程度しかなく、かきこむ感じで(おかげで女性店員が一瞬目を丸くしていた)、残念ながら味があまりよく分からず、細かい品評はできない。仕上がった3人分のオーダーを、自分より後に着席した2人の客に先に出してもいたので、2~3分ロスしているのも、時間のないときにやられると痛い。もちろん、文句等は言わないが。




が、あえて味の中身について書かせてもらうと、以前田代城店で食べた味と基本的には同じような味で、どうやらそれほど好みには合わない。素揚げされた野菜にしても、煮込まれたチキンレッグにしても、ベースとなるスープにしても、全て丁寧に作られていて、美味しいことは美味しいのだが、自分にはしっくり来ない。行列に並んでまでは、という感触である。札幌でも名店のカテゴリーに入れられている立派な有名店なのだが、自分の舌にはそれほど訴求して来ない。


考えてみれば、エスニックカレー好きかどうか定かでない人達があれだけ雲集して列をなす店な訳だから、普通の日本人の舌にはバッチリ合う店ということなのだろう。だとすればあきらかにエスニック方面にバイアスがかかっている自分の舌には合致しなくても、「むべなるかな」なわけで。八王子に住んでいても、普段全く行かない店なわけなのだから。


スープカレーは、全然嫌いではなく、インドカレーほど好きではないものの、好きなタイプの味は存在する。でも、奥芝商店系の味はどうやらちょっと違う模様。スパイス感よりも、素材感とかダシを大事にしている感じというか。


厨房の若い男性たちの笑い声もちょっと気になった 。ホールの接客はかなりよし。ただ、全体的にゆったりし過ぎていて、この店を試すためには時間が必要と再認識。外待ち+店内待ち45分+20分は欲しいか。つまり、最低でも1時間半程度は必要か。できれば2時間は空けて置いた方が無難。


考えてみれば、外装内装共に「和」を意識した造りだから、味も「和」なのだろうか。自分の舌にはそれほど合わないものの、一般的な味覚の日本人の舌には大いに合うということなのだろうから、あまりインドインドしていないカレー好きの人にはしっかりお勧めできる店なのかもしれない。


http://www.okushiba-kokoroba.com



                長文にお付き合いいただき、ありがとうございます

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