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ethnic0229の平凡にしてカレーなる日々

ヒマラヤ(南橋本)

2017/10/23 09:35 趣味

最近はシャンティよりも訪問頻度が高まっているこの店だが、ヒマラヤというネーミングといい、外観といい、一見どこにでもあるような何の変哲もない如何にもネパール系っぽい店でしかない。だが、蓋を開けてみると、北方インドはウッタラカンド州出身のれっきとしたインド人が経営するお店で、職人肌の仕事でもって、きちんとしたインド料理を供してくれる店なのだ。ネパールならでも、ウッタラカンド州のようにヒマラヤ山系の山肌を拝める州はインドにもいくつかあるわけで。


(店舗外観画像は以前にも使用したものです)


この日は、ビリヤニが食べたくてこの店にやって来た。ビリヤニは八王子のシャンティにはないし、ネパール系の店で出すところはチラホラあるものの、大抵は日本米。でも、この店はきちんとバスマティライスを使う。ビリヤニはバスマティライス(長粒種の香り米でインドでは高価)で供されるものと相場が決まっているわけで、少しでも本場のビリヤニ然としたビリヤニを食べたい気分である時は、店をきちんと選ぶ必要がある。ダム式(蒸す)ではないプラオ型(炒める)のビリヤニではあるが、ビリヤニは数が出ないので、よほどの有名店でもなければ、毎日ダム式のビリヤニを出すことは難しい。現状では有名店であっても出す日を決めている店が多い。




入店すると、いつものホール担当インド人氏が当方を認めるなり、コックさんに小さめの声で「ビリヤニ」とつぶやく。注文する前から、何を頼むか悟られている。コックさんは、前回と同じ人だが(日によって微妙に人が変わる)、コックさんにしてもホール担当氏にしても、腰が低くて慇懃な接客態度であるところは共通している。いつもの窓際の席に陣取り、まずは生ビール(430円、税込・以下同じ)をオーダーした。



ビールを注文すると、パパドが付いて来るのはありがたいサービスである。パパドにもいくつかのタイプがあるが、こういうタイプのパパドが好きである。いつ食べても香ばしい。そして少しだけ辛い。もちろんクリスピーでもある。枝豆かパパドかというくらいにビールとの相性は完璧。


メインとして注文したのは、マトンビリヤニ(1,140円)。ライタとともに供される。



ビリヤニは先述した通り炒めビリヤニなわけだが、バスマティライスなので、一味も二味も違う。パラパラした、カレーやビリヤニとの相性がいい米で、スパイス同様きちんと香る。トマト、ニラ、パプリカ、青ネギ、タマネギ、ゆで卵、生姜等が入っていて、全体としては少しチキンライスっぽい風味。




大ぶりマトンも美味しである。5、6切れ入っている。



ライタ。



紫タマネギ、キュウリ入り。ニラとクミンパウダーがトッピングされている。レモン汁も入ってもいるようだ。ほどよい濃厚感で塩気ちょうどよし。野菜は極小片。ビリヤニとの相性は最高。



ここで、ホール担当氏が「ミントチャツネです」といって、こちらを持ってきた。


もちろん、サービスなのだが、頼みもしないのに通ウケするこういうものをいきなり持って来ることは普通はない。ホール氏のいわんとするところは、おそらくは「お客さんのブログ記事、チェックしてますよ」といったことだろう。ミントチャツネを海老名市内の店舗「ロティ」で当方が所望する記事を読んでいることは間違いなさそうだ。もちろん、自店に関する拙記事は読んでいるだろう。こうなると、当初単品でしか置かれていなかったラチャパラタがセットにもなり、「ラチャパラタセット」として登場することになったのも、拙記事で紹介したことがきっかけになった可能性は否めない。


(参考)

https://ethnic0229.cookpad-blog.jp/articles/224453


で、肝心のミントチャツネだが、鮮烈で美味。ビリヤニに新たな味わいを与える。そのままでも美味い。単体でビリヤニにかけても、ライタとともにビリヤニに和えても。ライタと混ぜると、若干ジェノベーゼペーストっぽいかも。



アイスチャイ(セット内)。


ちょうどいい濃さで美味しい。



サービスのデザート。

ミントチャツネでサービスは打ち止めと思っていたので嬉しい。フルーツ片入りマンゴー風味。ヨーグルトベース。しつこくない日本人向けな甘さ。


ということで、今回もきちんと満足を得ることが出来た。




お店の人がこの記事を読んでいるとしたならば、ついでにということでいわせてもらうと、シークカバブはハーフサイズのものを置いて欲しい。4本で千円とかだと、1人客は手を出しにくいのだ。シークカバブを単品で注文してそれだけ食べて退店というパターンはあり得ないので、当然ビール等を頼むことになろうが、ビールとシークカバブだけで1,500円程度かかるとなると、コスパが悪過ぎるのである。


この店のことだから、シークカバブもきっと美味いと思うし、ハーフサイズの設定がないことにも理由があるのだろうが、シークカバブが千円出さないと食べられない店というのもそうそう存在するものではない。ご一考いただきたいものである。


https://tabelog.com/kanagawa/A1407/A140701/14049793/dtlmap/



              長文にお付き合いいただき、まことにありがとうございます

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