583d8479849535819d9c369477487c8a
ethnic0229の平凡にしてカレーなる日々

タージ(川崎)

2018/01/31 23:20 趣味

川崎を訪れた某日夕刻、JR川崎駅東口界隈を歩いていると、面白そうな雰囲気の店に出くわした。正直、川崎駅近辺はインドカレー路線をそれなりに頑固に貫く人間にとっては少々面白みに欠ける場所なのではあるまいかと思っていたのだったが、まだまだ見立てが甘かったようで、犬も歩けば棒に当たるではないが、(こんなところに南インド料理の店があったのか!)という店を発見した。



目印は「喜多方ラーメン」。


当初、インド料理を食べる予定はなかったのだが、こんなものを見せられたら、もうスルーできない↓



店は建物の2階に入っている。階段を上がると、ちょっとしたインド的装飾品が出迎えてくれた。


満を持して入店する。



店内はこんな感じである。インドのお香が焚かれていることに途中で気付く。


接客は店主とおぼしきインド人氏が担当。先客はゼロ。後からインド人の単身客が入店。


いざメニューを眺める。


各メニューのタイトルは、左上から時計回りに掲示。


①「南インド料理」「ナン」「チキンカレー」「ライス&ビリヤニ」


②「マトンカレー」「ベジタブルカレー」「タンドール料理」「シーフードカレー」


③「ディナーセット」「ペアコース」「ソフトドリンク」「ドリンク」




③の「ディナーセット」メニューの中から「デラックスセット」(1,850円)を意外とすんなりオーダー。




まずはサラダが運ばれて来た。サウザンドレッシング。それほど濃厚ではなく、フレッシュ感にあふれる爽やかな味。


ミールスプレートは、それほど時間はかからずに到着した。壮観。この時点でまだ所用を残していて、アルコールを頼めないのが辛いところ。




以下例によって例のごとく順次四の五のとコメントしたく。



「ラッサム」

別名ペパーウォーター。個人的には大好きな一品で、南インド二大カレーの一。ある店にはあるが、日本国内ではそれほどお目にかかりやすいメニューとはいえない。基本、南インド料理系の店にしかない。ブラックペッパーの風味を最大限生かしたスープカレー。バスマティライスにシャバシャバとかけて食べると最高。

この店のものはややねっとり感あり。トマトピューレっぽい甘みも感じられる。



「サンバル」

こちらは南インドカレーの代表選手のサンバル。豆と野菜のカレー。トゥールダールのリッチな旨み、タマリンドの酸味、具沢山の野菜が特徴。よく、あちらにおける「味噌汁」のような存在と喩えられる。

ここのものは、適度に辛い。大根、にんじんなどが入り、普通に具沢山。カレーリーフ、マスタードシードもきちんと入っていて如何にも南インド然としているところはやはり嬉しい。実は今までにあまり食べたことのないタイプの味わいのサンバル。



「チェティナード」

簡単にいえば辛味と香りが特徴とされるチェティナード料理だが、実際は複雑にして多様。このチェティナードは「チェティナードチキン」。チェティナードチキンは、ローカル料理なのに全インド的なポピュラリティーを誇る。

ここのものは独特のスパイス感。生姜スライスが入り、クローブパウダーがよく効いている感じ。チキンがもたくさん入っていて、美味。



「マトン」

トマトベースなのは普通でも、如何にも南インドっぽい味付け。華やかな印象。



「タンドーリチキン」

南インド料理では全然ないが、日本のインド料理店では置くことが約束事のようになっている。

ここのは食紅は付いていない。スパイシーで風味がよく、肉質にしまりがあり美味。食べ応えもしっかりある。



「プーリー」

チャパティの記事を油で揚げた揚げパン。この店での表記は「プリ」だが、「プーリー」とか、「プーリ」の表記の方が一般的か。

非常に風味がよく、しなやかな食感。「揚げパン」という雰囲気もよく出ている。



「ナン」

心なしかナンではないようにも見えるが、ではなんなんだということにもなるので、ここでは一応ナンだと断言する。正しく非モチモチ系(実はこの一品だけ、感想をメモし忘れている。拡大すると一見バトゥーラのようでもある。バトゥーラだった場合、こちらも揚げパンなのでモチモチしにくいのは当たり前。正直に告白すると、訪問からそれなりに月日が経っており。風味がよかったのを覚えているので、ひょっとするとバトゥーラだったかもm(_ _)m)。


http://www.shanti-net.com/hachioji.breadrice.html





「パパド」

瞠目の一品。エビのような風味がし、とても美味。かなりクリスピーだが、今までに口にしたパパドの中では初めての食感。素敵な食感でもある。クラッシュするときが楽しい。ビックリするほど綺麗に割れていくのだ。


「バスマティライス」

パパドをのけたら出て来たのがお約束のバスマティライス。インドの高級香り米。これは外せない。そして出て来る度に毎度毎度嬉しい。南インド料理との相性のよさは言うまでもなく。



「グラブジャムン」

あまりにも有名なあちらのデザート。ここのは普通に「インド甘」(相当甘い)。ほっくり美味、シロップも美味。


「デラックスセット」は「チキン」が「チェティナードチキン」だったり、「野菜カレー」が「サンバル」&「ラッサム」だったりするところが結構嬉しい。欲を言えばバスマティライスがお代わりフリーだとさらに嬉しくなるところ。


まとめるとサンバル、ラッサムはそれほど好みの味ではなかったものの、他のカレーは興味深い味。粉物の味わいが特に素晴らしく、全体としてのレベルはかなり高いと感じた。また来て試したい料理も多々。この値段でこれだけの料理を味わえるのだから、コスパは十分に高いといえると思う。評点サイトの評価も伴うようだし、川崎駅近のオススメ店といえそうである。


https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140501/14051610/dtlmap/



                   長文にお付き合いいただき、ありがとうございます


クックパッドブログへの
ご意見・ご感想をお聞かせください